鹿沼市I様邸 洋室リフォーム工事・その他
①洋室 工事前の様子
以前 上階で水漏れがあったようで 化粧吸音板仕上の天井にたくさんシミがありました。
開口部まわりは 大壁洋室の納まりで かつて一部の大工さんが採用した 化粧柱/鴨居(無目)/敷居(無目)に見切を取付ける
納まりです。
床材は 一般的な既成の木質系フローリング材であり、根太と根太の間が ふわふわ
しているところがあります。年数経過(劣化)によるものです。
①´洋室 リフォーム後です。
全面一新されました。
天井クロス=濃いグレー系柄物 壁クロス=白系柄物
床=ダークブラウン系木質フローリング
建具/建具枠・廻縁・幅木・窓枠=ナチュラルブラウン系
で、仕上てあります。
サッシまわりもキレイになりました。
②洋室 工事前の様子
1間と半間の物入(天袋付)がありましたが、両方とも開き戸であり 特に1間の方の物入は 両開きになり 使い勝手が非常に悪いです。
これを改善したいとのご要望もありました。
お客様と費用面を含め話し合いを経て
サッシ以外全面リフォームする方向になりました。
②´使いやすい収納建具
以前の 半間の物入だった部分は 部屋の一部になり、
1間の方の物入部分は、3連動引戸 の建具を採用
開けると建具部分が 間口の1/3に納まり 広い開口が確保できます。また 3枚の建具が連動して動くので
とても使いやすくなりました。
③ドア1 工事前の様子
リビング出入口開き戸(ドア)です。このドアを枠一体のユニットドアに新しくしたいとのご要望です。
※お客様によりドアは撤去されていました
すでに販売された不動産業者様のリフォームにより 壁のクロスが張替えられていました。
以前の大工さんの納め方 化粧柱に見切 の納まりを 壁面をいじらず また クロスの修繕工事無しで カバーする手法はあるのか?
③´真っ白なドアに!
以前の化粧柱に見切を取付る納まり
柱の見付 12㎜・見切の見付 22㎜ 計34㎜ 多少の違いもあるので+1㎜とし 35㎜ を隠す手段
ケーシング建具枠の見付寸法がワイドなケーシングで隠すのが一番 しかし 35㎜をカバーできる製品が なかなか・・・
ウッドワン様のケーシング自体の見付50㎜ある製品を発見! これがベスト!
④ドア2 工事前の様子
キッチン出入口開き戸(ドア)です。
こちも同じ ご要望です。
リビング同様 クロスの張替えリフォームが施されたばかり、左右が逆勝手になる以外 納まりなども同じ条件です。
ある手法(納め方)で・・・
④´納まりもバッチリ!
自体の見付50㎜であり 実際は36㎜までしか隠せません 36-35=1 1㎜しか余裕がありません。
既存の開口部を 下げ振り・レベルで 垂直・水平状態を計測/確認 多少の誤差があります、寸法を割出
寸法特寸でメーカー様に注文を依頼
とてもシビアでしたが、細かい部分まで うまく納まりました。☆最高の納まりです。☆